雑記

回らない寿司を食べてみたいという気持ちが高くなり、Twitterで騒いでいた時期があった。

これに対し、かばなぐさんが「『鮨 石島』という名前の回らない寿司屋があるので行きませんか?*1」と言ってきた。彼は最近素晴らしいアルバムをリリースしたばかりで、僕はこのアルバムに大きな感銘を受けた後だった上に、タイミング的に賞与の直後で気が大きくなっていたこともあり、奢ることになった。

様々な新しいものを食べたい、という冒険の気持ちは高いままなのだが、それはそれとして知らないお店に入るのは本当に怖い。回らない寿司屋なんてものはその最たる例であり、普段マクドナルドくらいにしか行くことのない世間知らずが寿司屋に足を踏み入れる事自体が中々大きなことである、ということを理解してほしい。そんな中での同行の誘いだったのでかなり嬉しかった、というわけです。寿司屋も二人で入れば怖くない。

で、鮨 石島という店にランチの予約を入れた。一人6000円のおまかせコース。銀座にある寿司屋。

ginza.sushi-ishijima.com

以降感想。

あまりにも美味しすぎた。出された何を食べたとしても必ず美味いという体験が久々すぎて本当に嬉しくなった。お茶もうまい。味噌汁もうまい。

自分は昔から結構な食わず嫌いをやっており、特に海鮮系のうち魚の形をしていないものなんかは結構大きな反応が出てしまうほどだった。今回、提供されたメニューの中にウニがあった。これも例に漏れず自分が食わず嫌いの対象としていたもので、普段なら自分から選択することのないものが目の前に出された形となる。ただ、事前に出されたものが全てアホほど美味しかった上に、場が場で断ることの方が難しかったため、そのまま勢いで食べることができた。これまでウニを食わず嫌いしていたのが馬鹿だったように感じられるほど美味しかった。不気味なオレンジ色のぐちゃぐちゃは、多少磯の香りのする、甘くて美味しい食材だった。わさびについても昔の経験から毛嫌いしていたのだけれど、引き立て役としてのわさびの重要さを思い知った。あって然るべきものだと思う。

これまで自分がスシローなどで食べていた寿司は寿司というよりは回転寿司で、これが寿司なのだろうというところで理解した。前に頂いたとんかつの丸五と同じく、レギュレーションが違う。楽しみ方が全く違うので、同じものとして扱うことはできない。というか、そうしないと回転寿司が楽しめなくなってしまう……。

↑これは2つ目に来た寿司。これ以外の写真はべつに取らなくてもいい気がしてきて、やめた。暫くの間は自分の記憶として強く残るだろう。

知らないお店に行く、もっと言えば普段やらない体験をする、ということはとても良いことだと思う。今回は自分の経験値的にも大きく貢献してくれた素晴らしい回だったと思う。

その後、銀座から秋葉原に行って、太鼓の達人をし、QMAみたいなやつをし、弐寺をし、カフェで喋って解散した。乙。


ゴー・トゥー・大都会の2stepみたいなのを作りたくなってボカロを購入した。最初は月裏さんとトンロンさんからボーカルのアカペラだけをもらおうとせがんでみたが、権利的なアレで直接渡すことはできないという話だった。仕方がないので、ボーカロイドに手を出してアカペラの再現を行うことにした。Megpoidはちょうどセール中で、7000円ほどで購入可能だった。なんだ、7000円程度でボカロに入門できるのか、とか思いながら購入した。その直後の段階で、Megpoidのような所謂「ライブラリ」だけでは歌わすことができない、と知った。歌わすためには別途28000円程度のVOCALOD 5を買う必要があるらしい。ライブラリだけ持ってても仕方がないので、結局VOCALOID5も買うことになった。7000円程度の覚悟しか持っていなかったのに、合計で35000円くらい払うことになった。びっくりすぎ

その後、二人に見守られながらはじめてのボーカロイドの打ち込みを行った。UTAUとも違う、入れるだけでそれなりな感じで歌ってくれるのは普通にすごいなという感じでした。結構楽しかった。

もとの目標だった「再現」は自分が満足できる程度のものが作れて良かった。2stepみたいなものもある程度は形になり、ループさせてずっと聞くフェイズに入った。楽しい。これが世間に出るかどうかはちょっとわからないので、今後の自分に期待。


最近、1ヶ月に2回はカラオケに足を運んでいる。人に連れて行ってもらったり、逆に自分が連れて行ったり、一人で行ったりもしている。回数を重ねる度、歌っても喉が疲れにくくなっているような気がする。喉の使い方の感覚を掴んでいるのか?いずれにせよ良いことのように思う。喉がつかれたタイミングに消費する龍角散ダイレクトがかなり良い。とてもダイレクトだった。


SGDQ2022がかなり面白かった。今回はJapaneseRestreamもかなり良い塩梅だったと思う。詳しい話は別記事にまとめている最中なので、そっちで。

スケジュールの中に「初見の改造マリオのチーム対抗レース」という趣旨のものがあった。これにはJuzcookとかCarlSaganとか僕が好きなストリーマーが参加していて、必ず見なければならないものだったわけだが、実際に見てみるとレース自体よりも題材として使われていた作品自体に大きな関心を抱くことになった。過去、改造マリオ歴がある自分にとって本当にすごいものとして映えた。詳しくは後述するツイートからどうぞ。

自分は改造マリオ界隈の本流から離れてかなり久しいのだけれど*2、自分にとっての実家とも言えるこの界隈の成果がこんなに大きな舞台で披露されるということに大きな感動を覚えた。しかも、2022年の技術力、構成力、ユーモアを引き下げて。最高でした。SGDQ内のこの区間中、ずっと騒ぎ続けていた。

以下、プレイ動画を兼ねた各ステージの感想。ツイートのツリーに全部ぶら下がっているのでぜひ見てみてください。こう見ると各ステージはとても短く、Twitterの制限に収まる程度でしかない。この完成された瞬間を作るために僕らはkaizo系ハックをプレイするんだよな~という気持ちになれる。

Twitterの連続投稿機能を初めて使ったけど、これゴールデンタイムとかにやったらまじで邪魔だろうな、タイミングには気をつけて使いたい。

*1:要約済

*2:ちょくちょく戻ったり、ハックをプレイするくらいのことは結構やっているけど、制作にフルコミットすることができなくなった。